日本未来科学館 企画展 「GAME ON ゲームってなんでおもしろい?」に行ってきました

こんにちわ、ぎるです。
タイトルの通り、GAME ONというイベントに、職場の友人2名と行ってきました。
ゲームの歴史勉強がメインな感じの企画プラス、最大のお目当ては「Playstation VR」です。

私もゲーマーの端くれ、結構昔からヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)には、
とても興味を持っていました。HMZシリーズとかね。
東京ゲームショー等でHMZシリーズの体験をしようと試みては、尽く失敗してました。
目の前で整理券なくなったり…
結局HMZを体験できたのはヨドバシカメラでだったような記憶が…HMZ-2だったかな?
その時は「おぉ、結構凄いな。」とは思ったものの、「まぁ買わなくて良いかな。」程度で、
度肝を抜かれるような体験では無かったのを覚えています。

そんな、ある意味「半信半疑」状態で挑んだGAME ONレポートです。
写真は結構撮ったつもりが、人が多かったり見るのに興奮してたりで、
使える写真あんまり無かった…そんかわり文章量多めで。
(※とか書いてたら7000文字近くになりました)

一日まるまるの日記なので、PS VRの感想だけ見るならジャンプするよろし

1.出陣
昨日から若干興奮気味だったせいもあり、今朝方は6時ちょいにしゃっきり目が覚めました。
シャワー浴びて、着替えて、ゴミ出しして、おでかけ用かばん用意して、
カメラ用意して、タオル用意して、準備万端!
時間に余裕があったので青汁牛乳作って優雅に朝食!
7時30分に自転車で出かけて、電車に乗って、8時30分には船の科学館駅に着くぞ!って
電車の中で一緒に行く友人と雑談している最中、何か強烈な胸騒ぎが!!!

前売り券持ってきてね━━━(‘A`)━━━!!

前売り券を買ったのは平日。つまり仕事帰りに買って、仕事用のかばんに入れてました。
前述の通り、おでかけ用かばんに色々詰め込んだ為、見事に忘れてしまったのです。
全然言い訳にならんな、完全に私のミス(´・ω・`)
因みに朝早く起きてドヤってた私のtweetがこれ。


ふぉぉおぉお・・・・orz

「前売り券無くても、当日券を買えば良いじゃん」と思うかも知れませんが、
今回のGAME ONでは前売り券はある意味必須。
会場の当日券売り場は【開場と同時に開く】為、そこから列に並ぶと、
PSVRの整理券が無くなってしまう可能性がある、と事前に情報を入手していたのです…
それを知っていたのに、忘れてしまうとかマジアホ。私って本当にアホ。

閑話休題

急いで電車を降りて、家に戻り…時間は8時過ぎ。
このまま駅に戻って電車で行くと、到着は確実に9時30分過ぎ…
うぅぅ…PS VRが売り切れてしまう!(違)

ピコーン Σ(‘A`) 「そうだ、車で行こう!」

お台場までは車で行った事があるので大体分かってたんですが、
車のほうが若干移動時間が早い事を知っていました。
駐車場が9時からしか開かないようなので、8時30分くらいに並ぼうと思っていたので、
当初は選択していなかったのですが、状況が変わったので車で行く事に。
車で移動中、鬼のように凹む私を友人が慰めてくれました。はふん。

2.日本未来科学館 到着
色々テンパってたせいもあり、日本未来科学館ではなく、船の科学館の駐車場に駐車。
ガラガラの駐車場は大変気持ちよかったです。
駐車場から歩いて5分程度、日本未来科学館に到着。
時間はなんだかんだで9時15分くらいだったかな?
会場に到着するとズラーっと列が…まぁそうなるわな…
先に並んで貰っていた友人1(8時40分到着)はざっくり50番目くらい。
そして車で来た私と友人2(9時15分到着)はざっくり150番目くらい。
皆さんネットの情報等で確認しているのか、9時頃から一気に人増えるようですね。
3人分購入していた前売り券の1枚を友人1に前売り券を渡して最後尾にて待機。

会場までゲーム談義したり仕事談義したりして時間を潰しました。
(休日まで仕事の話とか社畜の鑑ですね。残念ながらゲーム関係のお仕事ではないです。)

3.開場~PSVR整理券ゲット
9時45分くらいに列が動き始める。

お、先に建物内には入れてくれるのかー、と思ってたら普通に開場してました。
10時開場とは一体…
勿論入場はせず、そのままPSVR整理券の列へ。
GAME ONで体験できるPS VRコンテンツは以下の通り。
紹介内容は体験前の私の感覚で。

・The Deep(仮)
なんか海に潜る奴。見るだけ。サメが出てくる。

・The London Heist(仮)
なんか銃撃つ奴。MOVE使って操作する。ゲーム的。

・THE PLAYROOM VR
よくわからん。名前からしてPS4の既存コンテンツPLAYROOMのVR版?ファミリー向け?

・Rez Infinite
なんだこれ? なんかのブログでVRで体験できるのは3個て書いてあった気がして、
これの存在を全く知りませんでした。
紹介文には映像と音楽がリンクした~みたいな事が書いてあったような…

大体こんな感じ。(紹介になってない。)
詳細が知りたい人は実際に行こう!うん!
9時前に並んでいた友人1はLondon Heistを選択。集合時間は11時50分。
9時過ぎに一緒に来た友人2はDeepを選択。集合時間は12時30分。
お、そのくらいで行けるのね、では私もLondon Heistを選択~と思ったら
集合時間は14時・・・操作もできるという事もあって、やはり一番人気だったか・・・
この辺、行く人は参考にして頂ければと思います。

4.展示ブース
初めのブースは「「プレイの誕生」—コンピュータが生んだエンターテインメント 」。
主に海外でアーケードとしてデビューを果たした歴々のゲームがずらり。
私の年齢的に、ここのブースのゲームの実物はまるで見たことがありません。
存在自体も半分以上知りませんでした。
古い奴の中で唯一見た事あるのはパックマンの実機か…?
潰れそうなボーリング場のゲームコーナーにぽつんと置いてあった記憶…
因みに友人2は結構お年をめした方の為か、半分くらいは実機を見たことあるとの事。すごい。

私が知っていたのはギャラガ、ゼビウス、ディグダグなど。
上のゲームをこれは知っていると言った時に、友人2に「凄いですね」って言われて、
「いや、すいません。ファミコン版です…」と萎縮してしまうw
このブースでバーチャファイターとクレイジータクシーが置いてあったんですが、
年代がだいぶ違うゲームなのに、なんでだろ。
3Dゲームが爆発的に普及していった先駆けだったからかな?

なお、このブースに「ポン」という超有名なゲームが置いてありました。
レベル的には「古文書に書いてある」レベルの奴です。必見。

次のブースは「「ゲームセンターでプレイ」―アーケードゲーム 」。
ここに置いてあったスペースインベーダーは特別古かったけど、
ゲームセンターが発展していた時期のゲーム、つまり90年代のゲームが多かったです。
スト2、DDR、ハングオン、デイトナ…ハングオンはちと古いか。
スト2で友人と対戦しようかと思ったけど、結構並んでたのでヤメw

次のブースへ行こう~とした所で、通路の真ん中の妙に高い敷居が、
展示物の棚である事に気付きました。
ゲームとは関係なかったけど、実物を初めて見た為テンションあがって
写真を撮っちゃいました。
パンテー!(パンチテープの略であって下着ではない)

さて、次のブースは「「いろいろプレイ」―「◯◯ゲー」の発生と進化 」です。
例えば格闘ゲームだったらイー・アル・カンフーと
ギルティギア・イグザードサインが並んで置いてあったり…
アクションだったりRPGだったりパズルだったりアドベンチャーだったり…
あまりにも進化しすぎて、全く別ゲーになっちゃってる物もありましたがw
個人的にはイー・アル・カンフーじゃなくて、アーバンチャンピオン置いて欲しかったな。
でもイー・アル・カンフーのがジャンプとかあって、らしいっちゃらしい。

そうそう、このブースで「鉄騎」が専用コントローラー付きで置いてありました。
この専用コントローラ、マジ凄い。お値段も凄い。

次のブースは「「おうちでプレイ」―家庭用ゲームの進化 」。
歴代の家庭用ハードがずらり、なのは勿論の事、昔のパソコンの機種も色々とずらり。
それらのソフトの紹介もありましたが、チョイスが色々不思議
スーファミのソフトがぷよぷよだったり、ドリームキャストがソウルキャリバー、
PCエンジンのソフトがファイティング・ストリート・・・。

私ならこうするね!

スーファミ:スーパーマリオワールド
ドリームキャスト:シーマン
PCエンジン:邪聖剣ネクロマンサー

どや?(´・ω・`)

とりあえず久々にメガドライブ見てテンション超あがりました。

黒!金色!無骨なデザイン!振ったらカラカラ音がする!
ああぁ、やっぱりメガドラ最高や…次々と思い出が溢れ(省略されました

SG-1000も展示されてました。初めて見た…

ここの通路の展示棚に、歴代Playstationの基盤(マザーボード)が置いてありました。
PS3は分解して中を見たことあるけど、PS4の基盤は初見でした。

これの中にCPU、メモリ、GPUは最低でもあるはずだけど、
どれが何なのかはさっぱり。8個ある奴がCPUで真ん中がGPU?
小型化の技術ってのは凄いよね。

続いて「「どこでもだれでもプレイ」―キッズ&ポータブルゲーム 」。
携帯ゲーム機のコーナーです。私の苦手な分野。
携帯ゲームは肩がこるので、あまりやらんのです…
ゲームソフトは遊べなかったようですが、ゲームギアが置いてありました。
記憶より、かなりでかかった…これが思い出補正か。
このコーナーは展示メインでしたね。沢山並んだゲームウォッチが印象的でした。

「「アートでプレイ」―ゲームキャラクター、音楽、映画 」
音ゲーや映画的な演出に富んだ作品群が置いてありました。
音ゲーは家庭用ゲーム文化ではなく、ゲーセン文化だと思うけど、
色々設置しようとすると場所取りすぎるから無理だったんだろうな…
でもパラッパとか懐かしかった。

「「作ってプレイ」―インディーズゲームとプラットフォーム 」
でっかい画面に映したマインクラフトが置いてありました。
GAME ONの会場を再現してたネ。
このコーナーあんまり見てない(´・ω・`)

展示ブースとしては最後です。「「みんなでプレイ」―マルチプレイヤーとコミュニティ 」。
オフラインマルチプレイとオンラインマルチプレイのコーナー。
小さい頃は良くボンバーマンやドカポンをやって仲良くプレイ殴り合いしたもんです。
久しぶりに桃鉄やりたいなぁ…出て欲しいなぁ、新作。
CPU3人をレベル最強にして、1人でやるの好きなんです。桃鉄。
徹底した効率化とリスク管理が面白いのよー。

いやぁ、ほんといっぱいゲーム置いてあって幸せだった。
知ってるゲームは思い出を楽しみ、知らないゲームは驚きを楽しむ。
コンピュータの進化と共に、ゲームは進化してきたのだなと改めて実感させられる。
そして、これからのゲームは・・・

5.未来をプレイ ―ゲームはリアルに、リアルはゲームに

お待たせしました。PS VRの感想です。
前述の通り、私がプレイしたのは「London Heist」。FPSっぽい奴です。
今回の目的はVRを楽しむ事は勿論の事、評価する事。
その様子や評価結果をなるべく文章で表すよ!

まず初めにスタッフの方に説明を聞く。
VR装着。この時点で画面にはタイトル画面が見えてます。
装着してからは視点の調整。この時、目だけを動かしてフィット感を確認しました。
目の周りには柔らかい布のような素材が使われていたのか、目の周りに圧迫感がありません。
境目に関しては、左右を一生懸命見ようとすると少しだけ光が漏れる感じでしたが、
スタッフの人が最後にギュッと締めるように固定した時、これはほぼ気にならなくなりました。
ほんのすこーし見える感じ。

両手にはPS MOVEを渡されて持っていました。
PS4用に新しく開発したものかと思いきや、どうやらPS3用そのままで動くようですね。
初めて手に持ちましたが、意外と持ちやすいのね、これ…

そしてゲームが始まる。車に乗ってる。
ダッシュボードを開けてみたり、空き缶を運転手に投げつけてみたり…
スタッフの指示に従い、チュートリアルな感じ。

ゲームが始まってまず思ったのは、ゲーム画面の繊細さ(解像感?)が
やや荒っぽいかなーという事。滲んで見えるというか何というか。
タイトル画面では気にならなかっただけかも…
これは両目別々に画面(解像度)を分けているから、と何かの記事で読んだ事があります。
現在アンチャーテッドの最新作をやってるせい、ってのもあるとは思いますが、
最近の綺麗なゲームに慣れすぎていると「ん?」と思ってしまうかも。

この時点で「ふぅん、まぁこんなもんか…」と思ってしまったのですが…
ゲームが進み、なんだか乗っている車が襲われ始めます。

こちらも銃を取り出して応戦し始める。サブマシンガン的な物が出てきた。
弾が切れた。り、リロードは何ボタンだ!?(;´Д`)違う!これMOVEや!
ダッシュボードの中に予備マガジンがある!
左手で取って右手の銃にリロード!
撃つ!うわ、このニンゲンカタイ!!
ちょ、左右挟まれ、うわ!後ろからも!リロ!
ダッシュボードのマガジン無くなった!
マガジンどこ!?隣にあったかばんの中に大量にあった!
よしマガジンゲットって
あああああさっき投げた空き缶がかばんの中に邪魔あああ!
よっしゃ撃退ってうわああああああああ!!!!!

・・・

何これ超サイコー!(;゚∀゚)=3 ムッハー

先ほど言った画像の粗さや視界の端っこの光なんかは
ゲームが始まれば、ほとんど気になりません。
ゲームに集中するからなのかな。だいぶどうでも良くなる
PS MOVEを持っていた事すらも何だか忘れてしまいます。
本当に銃撃戦してた気分になる。
この辺は好みの問題もあると思うけど、自分の好きな方向性の物であれば
純粋に楽しむことが出来ると思います。

体や首を動かす事で視点が移動する。たったこれだけの事なのに、
本当にそこに自分が居るような感覚がある。
手の動きに追随してキャラクターの手が動く。たったこれだけの事なのに、
本当に自分がやっている事のように思える。

以前、サイエンスZEROにて「VR特集」をやっていた時に専門家の方が言っていましたが、
人間の脳は結構いい加減にできていて、視覚の情報を最優先するように出来ているようです。
実際に触っている物が違くても、視点で見えてる物のように感じる。
これらを実現すれば、そりゃ夢中になりますよ。

プロモーション用のゲームなのでゲームオーバーなんて無いけども、
目の前で爆発が起きたり銃が当たりそうになったりすると「うわっ」と思って避けちゃう。
年甲斐も無く、大興奮しました…超楽しかった…

まとめ

今回の体験で、私がPS VRを発売日に買うのは確定しました。
今までに無い体験が出来るって事も何よりですが、これからVRが
どのように進化していくのかが楽しみすぎる。

「どんな事が出来るようになるんだろう。」

VRコンテンツとしてのゲーム性がどのように進化していくか、それが楽しみです。
そして、それを追いかけてみたいと思った。

今日やったゲームに関しては、両手にMOVEを持つことで、
片手に銃、片手でリロードなんて、面白い事が出来る反面、
これは決められた順路で進むレール型のシューティングだから出来る事です。
昔のガンシューティングゲームのように、プレイヤーは勝手に進んでいきます。
アーケードゲームのようにスコアアタックのような遊び方は出来ますが、
自分で攻め方を変えるというような事は出来ません。
体験会とは言え、物足りないぞ!w

観賞用やミニゲームではない、本気のVR大作。早く体験してみたい!
ゲーム性をどのように向上していくのか、開発者の方のアイデアに期待ですね!
VRでFPSのネット対戦とかしたい!

個人的には片手用コントローラを出しちゃうのが良いと思うなー。
スティックやボタンが付いているもの。
スティックを囲むように○✕△□を四隅に置いて、上下左右に十字キーを配置。
トリガー2個は人差し指と中指で・・・。
片手にMOVE、片手にコントローラ。
位置検出はできないけど、今までできていたようなゲーム性を再現する為に。
この手の追加周辺機器は本当はあんまり出さない方が良いんだろうけど、
MOVEと既存コントローラーだけじゃ色々と限界ある気がするなぁ…
VRのBFとか、VRのTESとか、VRの麻雀・ボドゲ(勿論ネット対戦)とか楽しそうじゃない?
あとVRじゃなくても良いからMAG2はよ!(´;ω;`)

会場を後にしてからは友人を家に送るついでにドライブ。
はぁ~、色々感じれて楽しかった。そしていっぱい書いて疲れたw
明日はアンチャをクリアしよう!

おまけ写真
日本未来科学館のレストランフロアで食べたチキン竜田定食と地球肉まんw